http://www.jpgu.org/meeting_2016/index.htm
コンビーナ:伊藤進一、平田貴文, Eileen E. Hofmann, Charles Stock
日時 :5/23(月)、午前9時から
趣旨 :
地球表面の70%を占める海洋は、膨大かつ多様性な海洋生態系研究を支えており、海洋生態系は気候外力や人為起源の影響に応答し、変化している。これら海洋生態系の変化を理解するには、生物地球化学的物質循環と海洋生態系および循環過程との関係の解明が必要である。海洋生態系の複雑さゆえに、ミクロから大洋スケールにおよぶ幅広い時空間スケールにおよぶ現場観測、室内実験、衛星観測、数値モデリングの統合的アプローチが必要とされる。そのため、海洋生物地球化学と生態系の学際的研究は、地球システム科学の統合分野となっている。本セッションでは、海洋生物地球化学と海洋生態系の学際的研究の最新の研究を紹介し、地球システム科学の中における役割に焦点をあて、多様な関連分野の科学者たちが意思疎通・連携することを目的とする。