公募研究

平成28-29年度公募研究の公募要領

37 海洋混合学の創設:物質循環・気候・生態系の維持と長周期変動の解明

http://omix.aori.u-tokyo.ac.jp/

領域略称名:新海洋混合学

領域番号:4702

設定期間:平成 27 年度~平成 31 年

領域代表者:東京大学気海洋研究所

 

 本領域では、鉛直混合・物質循環・生態系の現場観測や鉛直混合を搭載した数値モデルの開発を通じて、北太平洋の鉛直混合の実態・機構とその海洋循環・物質循環・生態系・気候の維持と変動に与える影響を明らかにし、特に、西部北太平洋における鉛直混合分布の実態と中深層水湧昇、栄養塩循環の定量化を通じた高い生物・漁業生産の維持過程、潮汐18.6年周期混合変動を通じた気候・海洋・物資循環・生物生産・水産資源の長周期変動を解明し、海洋混合学を創設することを目標としている。

 公募研究として、計画研究を補完し、本領域の目標達成に貢献する研究が期待される。航海やモデルの提供など大きな貢献が期待できる課題については単年度あたり応募上限額500万円、手法提供や解析など比較的小規模な研究については上限額200万円の課題を公募する。具体的には、1)(A01-A04) 海洋の混合が本質的に重要な現象や変動と、その栄養塩輸送や海洋循環変動への影響を定量的に評価する研究、新しい混合観測手法の開発、または手法を提供しての共同研究、2)(A02)本領域で実施する縁辺海等での集中観測航海に併せて実施でき、本領域の目的達成に貢献できる混合や物質循環、生物生産に関する研究、3)(A01-A03)本領域で実施する係留系やフロート・グライダに自前の生物・化学・混合センサなどを取り付け、あるいは、自前の機器を用いて、観測データを共同で解析する等の研究、4)(A01-A04)混合過程とその長期変動が生物地球化学循環・生物生産・水産資源に与える影響についての研究、5)(A03)飼育実験、野外試料、あるいは数値モデルを用いて、魚類耳石高解像度同位体分析による環境履歴復元を共同で高精度化する研究、6)(A04)鉛直混合の素過程解明、及び、それらを反映させた気候・物質循環・生態系モデルの開発・解析研究、を募集する。なお、6)においては、太平洋域の十年規模気候変動における海洋プロセスの解明などを目指した気候研究者の応募を特に期待する。

 

研究項目

応募上限額
(単年度)

採択目安件数

A01 鉛直混合観測・データ同化システム開発と広域観測による中深層循環の解明

A02 親潮・黒潮とその源流域における統合的現場観測による混合と物質輸送の解明

A03 鉛直混合とその変動が海洋生態系に与える影響の解明

A04 次世代数値モデルの開発と混合の影響評価

500万円
200万円

5件
5件

 

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