A04-7 班

A04-7 鉛直混合の素過程の解明とその定式化

   研究概要

海洋大循環モデルや大気海洋結合モデルが高精度になればなるほど、計算結果の鍵を握るサブグリッドスケール現象のパラメタリゼーションをより現実的なものとしていくことが必要となる。しかしながら、現在の数値モデルに組み込まれている鉛直乱流混合過程のパラメタリゼーションは、現実の海洋観測結果を反映しているものとは言い難い。本研究では、電磁流速計と電気伝導度・水温・水深計を搭載した超深海乱流計 (Vertical Microstructure Profiler: VMP-5500)、および、最近開発された投棄式乱流計 (Expendable Microstructure Profiler: XMP) を用いて、海面から海底までの鉛直乱流強度の直接観測を行うとともに、Large Eddy Simulation (LES) モデルを用いて観測時の状況にあわせた数値実験を行うことにより、表層/中・深層/底層において従来用いられてきた各乱流パラメタリゼーションの式の詳細な検証とその改良を行い、「海面から海底までシームレスに繋がる乱流パラメタリゼーションの定式化」を目指す。

 

 

 

 

   メンバ

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代表者 日比谷紀之(東京大学・大学院理学系研究科・教授)

 

 

 

 


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分担者 丹羽淑博(東京大学・大学院理学系研究科・特任准教授)

 

 

 

 


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分担者 吉川 裕(京都大学・大学院理学研究科・准教授)

 

 

 

 


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分担者 田中祐希(東京大学・大学院理学系研究科・助教)